数珠が欲しいと思ったとき、どんな数珠を選ぶと良いのでしょうか。
基本的には自分が欲しいと思ったものを選べば良いのですが、持っていくシーンによっても選ぶべき数珠は変わってきます。
ここでは、シーン別に向いている数珠についてご紹介していきます。
法事に使うならシンプルな略式数珠
特にどこかの宗派に属しているわけでもない人でも、お葬式のような法事に参列するために、数珠が必要になることがあるでしょう。
その際、適しているのが、略式数珠や片手数珠と呼ばれる種類の数珠です。
宗派を問わず使えるので、社会人になって使う機会があると予想されるのなら、一つは用意しておくと良いでしょう。
詳しくない人でも、男女用で分かれていることだけ気を付ければ、間違いなく購入できます。
特にこだわりがないなら、シンプルで暗めの色合いのものを選ぶのがおすすめです。
お葬式の雰囲気を壊すことがないので、失礼な印象にもなりません。
昨今では、ホームセンターのような場所でも手に入る数珠ですが、値段相応に安っぽく見えることがあります。
そのため、必要性を感じたのであれば、中間ほどの値段帯のものから購入することも検討しましょう。
入信時にはきちんとした場所で、自分が気に入る本式数珠を
入信した際、数珠を購入する場所については、案内してもらえるでしょう。
お寺内で販売していることもありますし、仏具店を紹介してもらえるかもしれません。
水晶やガラス玉が使われている安いものから、香木や天然石が使われている豪華なものまで、多数の種類から選ぶことができます。
ただ、その中に自分が気に入るようなものがないというときには、インターネットも活用して購入するのがおすすめです。
数珠は長く使い続けるもののため、意外にも丈夫で長持ちします。
長く使うものほど、最初にこだわりを持って選ばないと、後々の後悔につながりかねません。
あまりに派手なものを購入する場合には、お葬式や法事で浮かないような、シンプルなものを別に購入することも検討しましょう。