数珠は長持ちするものなので、使用頻度が低ければ数十年使うこともできるでしょう。
ただ、頻繁に使っている人だと、紐が摩耗して切れてしまったり、房が解れてしまったりといったことが起こりえます。
誤って踏んで壊してしまった、というようなこともあるかもしれません。
そんなとき、数珠はどうすると良いのでしょうか。ここでは、数珠が壊れた時の対処法についてご紹介していきます。
不要ならきちんと処分
100円ショップで買ったような安い数珠は、使い捨てを前提としているものなので、思ったよりも早く壊れてしまうかもしれません。
そういった数珠が壊れて、不要になったのであれば、ゴミとして処分することになるでしょう。
その際の扱いとして、数珠に少しでも思い入れがあったのなら、きちんとした処分を検討してみてください。
お寺の中には、壊れた数珠の処分を受け付けてくれているところがあります。
付近にそのようなお寺がなく、自分で処分する場合でも、お経を唱えて清めの塩を振った後、分別して捨てるようにすると良いでしょう。
数珠の修理をする
もしその数珠をまだ使い続けたいと思ったら、修理を考えましょう。
自分で修理が可能かどうか、まずは検討してみると良いかもしれません。
今は情報が溢れており、数珠の紐をどう編んでいけば良いのかというような、修理の仕方についてもインターネットで見ることができます。
ただ、自分の手に負えないほどの破損であれば、プロに頼んでみましょう。
数珠を購入したお店を頼ってもいいですが、昨今では、数珠の修理を請け負っている数珠店も、インターネットで探せばすぐに見つかります。
数珠を購入したお店が修理を受け付けていないのであれば、インターネットを通じて数珠の修理を請け負ってくれているところを探して、連絡を取ってみると良いでしょう。